こんな感じ。
そして、こっち側からあっち側へ抜けます。
あっち側です。
初めて見つけたときは、東京の真ん中に山があってトンネルが通っていることに驚いたものでした。
目的地は、芝、増上寺の向かいのabc会館に入っている
「アメリカンセンター」。
’88年のニューヨークタイムス紙にJ.K.ガルブレイス等が載せた
意見広告を調べに行きました。
当時のレーガン政権に対する抗議なのですが、
今起きている変なことの始まりがここにあると思ったからです。
外へ出ると、すっかり暮れなずんでいます。
帰るのか旅立ったのか飛行機は西をめざします。
さて別の日、いつものように日比谷は三信ビルの前を通って
東京宝塚劇場へ。
星組公演を観劇です。
観劇の後はもうひとつの異空間
皇居へと足を伸ばしてみました。
祝田橋です。
振り向くと東京タワーです。
「東京って街は
古いものは奥まっていて
その上に新しいものが
絶えず積み重なるものだからややこしい
その間を
埃っぽい向かい風が吹いて
光は大抵逆光だ」
Gメン'75でおなじみの、
こげ茶色の東京海上火災ビルが建ったときは
皇居を見下ろすのは失礼だと物議をかもしたものでしたが
はるかに高い新丸ビルが右手にそびえます。
その間から東京駅がのぞいています。
30年ぶりに水を抜いたそうなので見に来ました。
ずっとついて来ていたことに気がつきました。
そういえば「世界の終わりと、
ハードボイルドワンダーランド」の
あの影はどうなったのだろう?