上野1








またしても北の玄関、上野です。
雨上がりの快晴。
日曜日の朝。
午前九時半、すでに22度です。


上野2










ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館で、
レンブラントを観ます。


上野3







レンブラント自身のものは少なく、
一門や同時代の作家のものが多かったです。
朝一番を狙ったのですが、
すでに大混雑です。
カレーの市民は今日もさまよいます。


上野4

真剣勝負で臨んだ後に、山場は訪れました。
常設展の松方コレクションが、3ラウンド分はありました。
レンブラントを観るとただで見られるので、
多くの人は、足早に過ぎていきますが、
とてもそんなことはできません。
ルーベンス、エルグレコ、ヴァンダイク、ドラクロワ、
ミロ、ミレ、マネ、モネ、
クールベ、ピサロ、ブーダン、ルノワール、シスレー、
ロダン、セザンヌ、ゴーガン、ボナール、ピカソ、
ポロックまで、16世紀から現代までを辿るのに2時間では足りません。
常設展だけを観に再訪したいです。
なかでも、ルーベンスの「眠る二人の子供」は、
冥土の土産に値するもので、何度も引き返して繰り返し見ました。
子供の頃、銀行のカレンダーがこの絵だったのですが、
どうしても好きになれなかったのに不思議です。



上野5














修復と免震構造を施されて、
ちょっと安全になった「地獄の門」です。


上野6











いまだに心ときめく科学博物館。


上野7











アンニュイな目つきをお見せできなくて残念なクジラさん。


上野8











国立博物館は、街で人気のラーメン屋さん状態。


上野9







昼も過ぎ、半袖姿も大勢みられました。
九州場所をやっているというのに、
売店ではかき氷が子供に人気です。
おじさんたちは、「甘酒」の札の陰に、
「生ビール」を発見して歓喜の声を上げておりました。


上野10











なんとか秋らしい風情の奏楽堂です。


上野11











今はもう使われなくなった「博物館・動物園駅」


上野12










「国際こども図書館」
こないだまでは国会図書館分館で、
修士・博士論文は全てここに収蔵されていました。



上野13










図書館の隣で出会った猫さん。
煮干をどうぞ。


2003.11.16


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