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プロポリスの原塊
プロポリスはミツバチが樹木から集めてきた樹液や花粉などにハチが唾液を混ぜて練り上げた”ニカワ状の物質”です。黒砂糖のかたまりのようにも見えます。
(左の写真はプロポリスの原塊)



ミツバチはこのプロポリスで外敵やウイルスから自分の巣を守ります。
幼虫が病気になったときに治療に使用したり、天候不順等で思うように食べ物が得られないときの非常食にしたり、豪雨や強風時に入り口を塞いで巣を守ったりしています。また、敵が巣に侵入しようとしたときは、たくさんのミツバチが外敵を刺し殺し、死骸を外に運び出せないのでプロポリスを敵に塗りつけ包み固めて腐ることがないようにしています。

プロポリスの組成割合
樹脂、ヤニ 50〜55%
蝋(ろう) 20〜60%(平均30%)
精油、揮発油 8〜10%
花粉 5%以下(未確認、分析不十分)
各種有機物質 5%前後
  
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プロポリスは2000年以上も前から使われており、今日なお盛んに使われ愛用されています。
医療の進歩が目覚しい現代になぜこのような民間薬が注目されているのでしょう。

プロポリスに含まれている成分は現在分っているもので約300種類といわれています。
実際は数千、数万とも言われ、その全容は未だ解明されていません。
プロポリスの有用性は使われているうちに経験的に多くの人に知られるようになりました。科学的に完全に解明されていなくても’良い結果が出るから良い。’という実にわかりやすいものです。
西洋医学で治療回復をめざしつつ、更に補助的にプロポリスを併用しより良い結果を導き出しています。

☆プロポリスの一番注目されている成分はフラボノイドやテルペンです。
 
人間の血液の成分は27種類で構成されプロポリスにはそのうちの23種類が含まれているといわれています。その他無数の成分が含まれ、専門家の間でプロポリスは“天然薬理物質の宝庫”や“天然の抗菌物質”などとも呼ばれています。プロポリスの不思議な力は、このように様々な成分が相乗的に働きかけるからでしょう。

プロポリスの成分
40種以上の濃縮されたフラボノイド
各種酵素群
各種アミノ酸群
ビタミン群(ビタミンCは含まれていません。)
ミネラル群

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良いプロポリスとは’良い結果’をもたらします。味、香り、形状をもとに熟練した技術で品質の良い原料(原塊)選び出すことが大切なのです。そして勝れた技術で成分をうまく抽出したプロポリスが良いことはいうまでもありません。
  
良いプロポリスは良い原料(原塊)からつくられる。
 
 評判の高いブラジル・ミナスジェライス州産の原料も良いものから粗悪なものまでいろいろあります。
 オガクズのようなカスを集めたものや一度抽出した後のしたものなどもミナスジェライス産として売られることもある
 そうです。
 
  有用性の高いと言われるブラジル産でも、原塊の品質は6段階ほどに分けられます。
  
プロポリス-M-とプロポリス-G-の原塊

(最上級)

(上級)

(上級)

(中級)
(中級) (下級)

たとえブラジル産プロポリスと銘うっていても、原料価格はSとEを比較すると約3倍もの格差があります。
この事から低価格帯のプロポリスは、DもしくはE辺りの原料を使用して作られているかもしれません。
(二番煎じ、三番煎じなどの粗悪品についてはここでは触れていません。)

次に、代表的なブラジル産プロポリスの原塊を3種類あげてみました。

〔最高級品Sランク〕

〔上級品〕

〔下級品Eランク〕
有用成分をぎっしり含んで
湿気が有りやわらかい
揮発性が高く香りも高い
オガクズのように古く乾燥し
有用成分が少ない。
ぱさぱさとして香りもわずか

   他にも日本産・中国産・オーストラリア産・ヨーロッパ産・ブレンド品などがありますが、
   一般的に有用性はブラジル産よりも劣るといわれています。価格もブラジル産より安価です。

熟練した技術で抽出されたもの
   プロポリスは自然の産物なので、できるだけ自然の成分をそのままにつたえているものがよいです。
   プロポリスは貴重であるため大量生産は難しく原料も高いので大企業はあまり積極的に手がけません。
   しかし、一度抽出した原料をもう一度抽出して二番煎じしたり、長時間かけて抽出すれば歩留まりが
   よくなるので原料費を抑えることができ大量生産につながります。長く熟成させた過ぎたものはアルコールが
   飛ぶため口当たりは良くなりますがこのようなものは良質のプロポリスとは言えないでしょう。


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ブラジル産でも最高品質の原料を使ったもの
ブラジルは食料も豊富なかわりにミツバチにとって敵も多いので、常に高質で大量のプロポリスを集めなくてはなりません。それでなくては過酷なアマゾンの熱帯雨林の中では生存していけないのです。
特に、ミナスジェライス州で採取される原料が世界的にも有名で、有用性が最も高いといわれています。
その中でも最高級の品質の原塊(スーパーグリーンSランク)からできたものがよいでしょう。

ユーカリやアレクリンの樹液のもの

ブラジル産最高級とされるプロポリスは、アレクリンの含有量で決まります
アレクリンは、ミナス・ジェライス州の特定の地域だけに見られる1〜2m程の植物です。
ローズマリーに似た植物ですが効果はローズマリー以上ともいわれています。
アレクリンこそがプロポリスの優れた作用の源とされて現在も研究が続けられています。
有用性が高いといわれるミナス・ジェライス州産のプロポリスは鮮やかなグリーン色をしており、プロポリス中の樹脂の約90%は、アレクリンとされています。

ユーカリは炎症を抑える働きがあることで知られています。
ユーカリの葉から抽出されたユーカリオイルも、優れた作用があります。

有効成分が最大限に抽出されたもの
   重要な成分は2週間から1ヶ月で十分抽出されます。適度な熟成が有効成分を最大限に抽出させます。
   原塊を長期間アルコールにつけ置木熟成させすぎると、むしろ余分な成分までが溶け出してしまいます。
   その上フィトンチッド(芳香成分)などプロポリスの重要な成分までも変質したり、飛んでいってしまうのです。

品質が良い上に適正な価格のもの
   品質の良いプロポリスはなかなか手に入りにくく、いくら濃度や含有量は調整できても、
   自然の産物であるプロポリスは人工的に作り出せません。そのため価格への影響は避けられません。

商品のラベルに原産国、製造元、販売元などの記載がある。

・液体が有色のガラス瓶に入れられているもの


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