AHSS メデイア掲載記事

2002年6月11日 サンケイスポーツ より
手術不可能な患者が食生活とメンタルケアで劇的回復
2001年11月号 ゆほびかより
末期の舌ガンにも驚異の効果を現したササのエキス
胃や十二指腸の潰瘍を引き起こすピロリ菌がササのエキスでみごとに消えた
医師がサジを投げた大腸ガンがササのエキスで消えた
2001年10月10日 産経新聞 より  
胃がんの原因? ピロリ菌。 抗生物質上回る除菌効果確認
2001年9月22日 読売新聞 より 圧倒的な抽出力・循環多段式加圧抽出法
ササのエキスでピロリ除菌〜高濃度抽出法 開発に成功〜



ガンもピロリ菌も撃退する「ササエキス」の不思議

2002年6月11日 サンケイスポーツ より
手術不可能な患者が食生活とメンタルケアで劇的回復

抜け毛や吐き気・・・
 抗がん剤や放射線治療による副作用も大幅に軽減

 がん治療の3本柱といえば、手術と抗がん剤と放射線。しかし、手術ができないケースもあるし、残り2つの療法も頭髪が抜けたり、吐き気がしたり、内臓疾患になったり副作用が激しい。そんななかで札幌市の平田章二医師は、抗がん剤を通常の10分の1に抑え、それに免疫強化剤を組み合わせた独自の「免疫化学療法」で目覚ましい成果をあげている。

 平田医師のクリニックでは、常識では考えられないような症例が少なくない。
 盛岡からやってきたKさん(64)もその1人。地元の医大で「手術は不可能。あと1年の命」と宣告され、1年前に初来院したときには、舌がんが広がって言葉も話せない状態だった。同クリニックでの診察で、さらに頸部(けいぶ=首)にも転移が認められ、平田医師も「治る可能性は低いが、延命を」と考えて、「免疫化学療法」を行った。

 この療法は、患者に対して食生活の指導とメンタルケアを行いながら、抗ガン剤を通常の10分の1に減らし、その代わりに体の免疫力をあげるための処方をするというもの。
 具体的には、医療保険が効く免疫強化剤「OK-432」を患部に注射し、並行してクマ笹の成分を抽出した健康食品を患者に飲んでもらう。 さてその結果、Kさんの舌がんはどんどん小さくなり、局部麻酔だけで切除できるまでになった。その劇的な回復ぶりに平田医師も驚いたという。
 その後頸部への転移もあって予断は許さない状態で盛岡に帰ったKさんからしばらく連絡はなかった。ところが、1カ月前、ひょっこりクリニックに姿を現したKさんは舌がんの再発もなく、頸部の転移も消えていた。

 こうしたケースがある一方で、同じ末期の舌がんでも、平田さんの治療で回復して社会復帰したにもかかわらず、5年前に受けた放射線治療のために「放射線誘発ガン」が発症し、治療が難航している人もいる。
 このように、がん治療が新たながんを生むケースもある現実のなかで、免疫療法はこれまで「抗がん剤も放射線も効かないから免疫療法でも・・」という”付け足し”的な療法と見なされ、効果も疑問視されてきた。
 しかし、平田医師は「抗がん剤や放射線は患者の免疫機能にかえって致命的なダメージを与えてしまう。最初から免疫力を重視した療法なら、効果が出る可能性は高いはず」と力説している。

[免疫化学療法]
体のなかの細菌やウイルスやがん細胞などを排除する機能を「免疫」といい、白血球と呼ばれる細胞群がその働きを中心的に担っている。そのなかで、がん細胞を直接攻撃する「キラー細胞」を活性化(働きを活発に)させる療法が免疫化学療法だ。平田さんが使っている免疫強化剤「OK-432」は、キラー細胞のうちの「キラーT細胞」を増加させることが病理学検査で確認されており、もう1つのクマ笹の健康食品に含まれているアラビノキシランという成分も「ナチュラル・キラー(NK)細胞」を活性化させるという研究が報告されている。

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2001年11月号 ゆほびか  より    
 
 ガンと戦う細胞を元気づけ
末期の舌ガンにも驚異の効果を現したササのエキス

平田章二口腔外科院長・医学博士 平田 章二

ササはまさに有効成分の宝庫

 釣った魚をササ(笹)の枝に刺したり、おすしや団子をササの葉にくるんだり・・・・と、古くから日本人はササの防腐作用、つまり腐敗(酸化)を防ぐ力を生活の中で生かしてきました。
 このようにササの効力は古くから知られており、ササを健康の維持や病気の治療に活用しようという試みは、以前からありました。しかし、その願いは、つい最近までかなわぬ夢でした。
 理由は簡単です。試しに、山に生えているササの葉や茎を引きちぎってみてください。丈夫な繊維が通っていて、相当な力でなければちぎれません。
 これほど丈夫な繊維に守られた細胞膜(細胞の表面を包む薄い膜)を破壊して、その中から有効成分を取り出そうと思っても、通常の技術では歯が立ちません。ササという自然の恵みも、「宝の持ち腐れ」だったわけです。
 ところが、最近になってようやく、特殊な抽出技術によってササの有効成分が多量に取り出せるようになりました。これで一気に、自然の恵が「宝」に変わったのです。
 ササの成分については、川瀬清・北海道大学名誉教授らによって詳しく研究されています。それによると、糖質が約60%、その他にリグニン(食物繊維の一種)が20%を占め、ケイ酸やミネラルなどの無機成分、クロロフィル(葉緑素)などが入っています。さらに、人間の体内では合成できず、食物から取るしかない8種類の必須アミノ酸(タンパク質を構成するアミノ酸のうち生命維持に不可欠なもの)のうち7種までを含んでいます。
 これらアミノ酸と結合して免疫力(ガンや病原菌を撃退する力)を高めるのが、ササ成分の20%を占めるリグニンという食物繊維です。リグニンは、体内に侵入した有害物質やガン細胞を食べるマクロファージを活性化するので、ガン治療でも注目されています。
 さらに、免疫力の強化という点では「アラビノキシラン」と呼ばれる成分が、最近、とくに脚光を浴びています。これは、アラビノースとキシロースという物質が結合してできた多糖類(糖がたくさんつながったもの)で、免疫力を高める作用が強いことが明らかになってきました。
 キノコに含まれているβグルカンなど、多糖類の抗ガン効果が話題になっています。それと同様、ササに含まれる多糖類のアラビノキシランも、特殊技術によって多量に抽出することが可能になり、期待を集めているのです。

末期の舌ガン患者が1年で職場復帰

 アラビノキシランの臨床実験は、米国のマンドゥ・ゴーナム博士が行っています。博士は5人の乳ガン患者に1日3gのアラビノキシランを投与して、ガン細胞を殺傷する能力が高いNK細胞の活性(反応などの活発さ)を調べました。その結果、全員のNK細胞の活性レベルが、アラビノキシラン投与後にははっきりと高まりました
 ゴーナム博士はまた、さまざまなガンの患者27人が、通常のガン治療を受けながら、同時に1日3gのアラビノキシランの投与を受けた場合のNK細胞の活性を調べています。結果は、いずれの患者も活性が高まり、最大で537%に達したということです。
 この実験に使われたアラビノキシランがどのようなものか詳しくは知りませんが、私の免疫化学療法でも、アラビノキシランを含むササのエキスがガンにきわめて有効なことがわかっています。
 私の免疫科学療法は、食事指導や心理・精神的なカウンセリングを基本にしています。そのうえで、患者さんの自然治癒力(体に本来備わっている病気を治す力)の低下を避けるために抗ガン剤の使用量を通常の8分の1〜10分の1にとどめ、その代わりにササのエキスで体全体の免疫力を高めます。さらにガン患部に「OK−432」という免疫賦活剤(免疫力を高める薬剤)を注射するという方法で行っています。
 具体的な症例では、「放射線治療が効かない」と大学病院から転院してきた、末期の舌ガンの男性(54歳)がおられました。
 放射線によって免疫機能がかなり低下していたため、一時は意識がなくなって危篤状態にも陥りましたが、1年間にわたって免疫化学療法を行った結果、今では職場復帰して元気に仕事をされています。
 また、別の舌ガンの男性(60歳)は、食事が取れないほどガンが大きくなり、摘出手術もできない状態でした。それが前述の療法を3ヶ月ほど続けたらガンが小さくなり、今は言葉も食事も不自由ないまでに回復されています。
 これらのケースを病理検査したところ、ガンを攻撃する細胞の一種であるキラーT細胞がガン細胞の周りで明らかにふえて、ガン細胞が小さくなっていることが確認できました。
 抗ガン剤や放射線による療法に比べて、免疫療法は一般に効果が低い、とされています。確かに、抗ガン剤などで免疫機能が低下してしまった後で免疫療法を施しても、効果は上がりません。効果を上げるには、抗ガン剤の使用をできるだけ控え、ササのエキスなどを取り入れて、人間本来の免疫力を高めることがたいせつです。この免疫化学療法は、これからのガン治療に大きな可能性を開くものと確信しています。

ひらた しょうじ 1958年、北海道生れ。
神奈川歯科大学卒業。東京医科歯科大学を経て埼玉県立がんセンター口腔外科に勤務。
その後、ドイツ・ケルン大学顎顔面外科、札幌医大を経て現職。
同時に東札幌病院口腔外科医長に。
頭頸部ガンの治療とホスピスケア(末期ガン治療)にたずさわっている。

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2001年11月号 ゆほびか より    

胃や十二指腸の潰瘍を引き起こす
ピロリ菌がササのエキスでみごとに消えた

東京メディカルケアセンター・センター長     鶴 純明

 胃壁にすみつくピロリ菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こす原因菌として問題になっています。また、胃ガンの発生にも深くかかわっている可能性が高いのです。そして日本人のほとんど2人に1人は、このピロリ菌に感染しています。
 厚生省もピロリ菌問題を重視し、昨年、抗生物質(微生物によって作り出される薬剤)を使った除菌治療に医療保険が適用されることになりました。私たちの治療グループでも、早くから抗生物質を使ったピロリ除菌治療を行い、1000ケースの臨床データを持っています。
 しかし、現在の除菌治療の成功率は80%前後で、残りの20%は除菌できません。また、通常より多い量の抗生物質を使うため、下痢やしっしんなどの副作用もあります。
 ところが最近、ササのエキスがピロリ菌を除菌する作用を持っていることがわかってきました。その細菌学的な研究は近藤勇・東京慈恵会医科大学名誉教授らによって進められており、今年9月のドイツ・フライブルグでの国際ピロリ菌学会でも発表されました。
 ピロリ除菌の問題で苦悩していた私たちは、近藤先生らの研究を知り、さっそくササのエキスを使った臨床実験を行いました。
 協力していただいたのは、抗生物質では除菌ができなかった10人の胃潰瘍の患者さんです(男性5人、女性5人)。ササのエキス1日分10mlを3回に分けて飲んでもらい、1ヵ月後に保菌検査を行いました。
 その結果は、10人のうち6人が完全に除菌に成功し、1人は菌数は減っているものの菌が残り、あとの3人は実験前と同じでした。医学的な結果としては、抗生物質で除菌できなかった人の60%が、ササのエキスで除菌できたことになります。
 ただし、これには後日談があります。一部の人がエキスを飲んでいなかったことが判明したのです。除菌が成功しなかった患者さんのうち3人から、実験後にエキスが返送されてきました。「カゼをひいて飲まなかった」「出張で飲まなかった」などの理由で、かなりのエキスが飲まれていなかったことが、これでわかりました。
 こうした内情は医学データとしては意味を持ちませんが、私たちはササのエキスの除菌効果にあらためて確信を抱きました。ピロリ菌の発見者として有名な西オーストラリア大学のバリー・マーシャル教授にもデータを届け、教授も強い関心を持ってくれました。現在、教授の指示にしたがって、対象を100人にふやして臨床実験を行っています。
 ピロリ除菌治療は保険適用になったものの、その対象は胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者に限られます。私たちは軽症のうちから予防的な除菌が必要と考え、ササのエキスを使った除菌療法を広げるためのネットワークづくりを進めているところです。

つる すみあき 1948年、福岡県生まれ。北里大学卒業。
東京大学医学部、九州大学医学部微生物学教室、防衛医科大学助教授、
カリフォルニア大学客員教授などを経て現職。
元日本補完・代替医療学会会長。専門は感染免疫学、微生物学、腫瘍免疫学。


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2001年11月号 ゆほびか より    
医師がサジを投げた大腸ガンがササのエキスで消え
見た目も2〜3歳若返った


しみず薬局代表取締役・薬剤師     清水 保佑

私は漢方を基本に処方していますが、ササのエキスを知ってからは、さまざまな病気のかたにお勧めしています。とりわけ、ガンについては末期の状態でご相談に来られるかたが多く、ササのエキスのすばらしい力に私自身も驚かされる経験も少なくありません。

 1つの症例として、私の父親(83歳)のケースをご紹介しましょう。
 山梨県の実家に住む父が「便が出なくなった」と訴えて入院したのは、2年前の春のことでした。最初は腸管がふさがる腸閉塞かと思われましたが、レントゲン写真によるとかなり進行した大腸ガンで、手術が必要と診断されました。
 連絡を受けて私が病院に駆けつけると、父は食事が取れないためやせ細った体をベッドに横たえていました。この体力では手術に耐えられない、と私は判断し、医師に「手術は1ヵ月待ってほしい」とお願いしました。それから私の独自の処方がスタートしました。
 私の処方は、内蔵のガンに効果があるとされる漢方薬と、体力をつける滋養強壮剤、それにササのエキスの3本立てでした。
 この処方が功を奏して2週間後には便が出るようになり、体力も回復しました。そして手術を受けたのですが、開腹してみると、すでに手の施しようがない状態でした。
 医師の説明では、大腸の2ヶ所に腸管より大きめのガンがあり、さらに、腹腔内の臓器をおおっている腹膜と小腸にもガン細胞が浸潤(細胞や組織内にガン細胞などが侵入すること)している。「すでに手遅れの状態。長くても6ヶ月です。あとは痛みを抑えるくらいしか治療の方法はありません」とのこと。
 しかし、私は絶望しませんでした。医師がサジを投げた何人もの患者さんから相談を受け、ササのエキスを中心にした処方で手応えを感じていたからです。
 退院後、今度は滋養強壮剤とササのエキス、それにササと同じ特殊技術で抽出されたキノコのエキスという、新しい独自の3本立て処方を父に施しました。父も「ササのエキスはなんとなく元気が出る気がするから好きだ」と言って、飲み続けてくれました。
 そして、しばらく後に検査を受けると、腹膜と小腸に浸潤していたガンが消えているという結果が出ました。さらに”寿命”と宣告されていた手術の6ヵ月後には、医師から「不思議ですが、大腸のガンも死にかけているようです」と検査報告を受けました。
 そして、さらに1年後の今年1月には「もうまったく心配はいりません」とお墨つきをもらい、今では手術のときより2〜3歳若返ったように見えるほど元気です。
 医師によると、父のような劇的な生還は「10万分の1くらいの確率では起こりえる」そうです。しかし、同じような末期ガンの状態で来局された何人かのかたも、ガンの進行がストップしたり、症状が軽快したりしています。ササのエキスのすごさを実感しないではいられません。

しみず やすすけ 1945年、山梨県生まれ。明治薬科大学卒業。
佐藤製薬静岡営業所長、ダイオー営業部長などを歴任し、
93年に千葉県船橋市のしみず薬局代表取締役に就任。
本業のかたわら、食のたいせつさを説く講演活動を展開している。

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ササの葉に『特効薬』成分

2001年10月10日 産経新聞 より    
胃がんの原因? ピロリ菌


 国民の約50%が感染しているとされ、胃がんや胃かいようの原因とみられている「ヘリコバクター・ピロリ菌」。その除菌はこれまで抗生物質で行われてきたが、副作用や耐性菌による除菌効果の低下が指摘されていた。
こうした中、植物のササから抽出した成分がピロリ菌に対して高い除菌効果があることが、慈恵医大の近藤勇名誉教授らの研究で明らかになった。健康食品や医薬品への応用で”特効薬”の期待が膨らんでいる。

近藤・慈恵医大名誉教授ら 抗生物質上回る除菌効果確認

 ササは、学名でも「SASA」と呼ばれていることからも分かる通り、日本特有の植物。その葉には殺菌作用があることが伝承的に知られ、日本人は、古来、にぎり飯やだんご、まんじゅうなどの食品の包装に使ってきた。
 こうした”未知の効能”に着目し、健康食品への応用の研究を続けてきたのが、近藤教授のパートナーである「日本植物活性研究所」(札幌市中央区)の菊地真悟所長だった。 菊地所長は当初、ササの強力な組織にはばまれ、エキス抽出に失敗を重ねたが、試行錯誤を繰り返して10気圧以上の高圧をかけて加熱する「加圧抽出法」による方法を開発。世界で初めてササエキス「AHSS」の抽出に成功したという。

 菊地所長は早速、ブドウ球菌毒素の研究で世界的に知られる近藤教授に「AHSS」の抗菌作用の解明と科学的裏付けの研究を依頼した。
 黄色ブドウ球菌、緑膿菌、枯草(こそう)菌、大腸菌などの殺菌に効果があることが分かり、ヘリコバクター・ピロリ菌やコレラ菌についても大きな抗菌効果が認められたという。
またこれまでの臨床試験では、既存の抗生物質などでは除菌できなかった胃壁のピロリ菌がAHSSの投与によって完全除菌に成功した例もあったという。
 近藤教授は「なぜ除菌効果があるのか、機構解明を進めるが、これまでのところピロリ菌のべん毛を保護してさやを溶解させることが分かっている」と、除菌効果の仕組みを説明。「ササ抽出物の効果は第4の抗生物質と位置づけられるほど安定している。しかも、自然エキスであるため抗生物質が効かない耐性菌問題の打開にも新しい可能性が出てきた」としている。
 近藤教授によると、ピロリ菌のべん毛がコイル状のさやによって守られていることが分かったのは、世界で初めてといい、研究成果は今年9月1日からドイツで開かれた「第11回国際ピロリ菌学会」で発表され、世界的な注目を浴びた。
また、近く米の細菌学雑誌「ジャーナル・オブ・バクテオロジー」に掲載される予定。ササの抽出物を用いた健康食品は日本植物活性研究所が開発、応用研究を続けており、すでに市販されている。

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2001年9月22日 読売新聞 より    

ササのエキスでピロリ除菌〜高濃度抽出法 開発に成功〜

空知支庁幌加内町の日本植物活性研究所(菊地眞悟社長)が開発した特殊な方法で抽出したササのエキスに、胃炎や胃がんの原因とされる細菌ヘリコバクター・ピロリを除菌する作用のあることが二十一日、東京国際フォーラムで開かれた第十一回国際ピロリ菌学会発表報告会で明らかになった。近藤勇・東京慈恵会医科大名誉教授らが報告した。
 同研究所は健康食品の開発に取り組んでいる「クロロランド.モシリ」の関連研究部門。一九九四年に、高い気圧をかけて植物やキノコ類からエキスを取り出す「循環多段式加圧抽出法」を開発し、ササのエキスを高濃度で抽出することに成功した。
 近藤教授は一昨年十二月、菊地社長から同エキスの提供を受け、抗菌、除菌などの実験をした結果、ピロリ菌を死滅させることを発見、これまで知られていなかったピロリ菌の構造を解明することにもつながった。また、黄色ブドウ球菌やコレラ菌などに対しても除菌、抗菌作用が見られることがわかり、今月上旬にドイツで開かれた国際学会で発表された。
 エキスの分子的構造などはまだ解明されていない点も多く、バイオス医科学研究所(三木敬三郎所長)で分析を進めているほか、医療機関での臨床試験も行なわれている。
 近藤教授は「ピロリの除菌には抗生物質もあるが、すでに耐性菌が出ている。植物由来のササエキスは耐性菌や副作用の心配が少なく、ピロリ除去に大きな期待が持てる」と述べ、菊地所長は「ササは昔から健康に効くといわれていたため、成分を壊さずにエキスを抽出する方法を考えた」と話し、今後の健康食品開発に結びつける考えだ。



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