バスマスタ−ズクラシックミニミニ知識
クラシックのチャンピオン達がどのようにバスを釣ったのか?どうぞ釣行の参考にしてください(^ε^)

バスマスタ−ズクラシックの初代チャンピオンは一体誰なの?
ボビ−・マ−レ−(当時26歳)です。彼はジム・バグリ−ベイトカンパニ−でセ−ルスマネ−ジャ−として働いていました。
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第一回クラシックの会場はどこだったの?
1971年にラスベガスのミ−ド湖で開催されました。この湖は最深部で700フィ−ト(約213m)もある超クリア−の湖です。出場者達はクラシック会場は全く知らされずにアトランタ空港から飛行機に乗ってラスベガスに連れて行かれたそうです。(^0^)
そのようなト−ナメントには最もふさわしくない場所だとわかって驚いたとボビ−・マ−レ−は言っています。
第一回クラシックの優勝者はどのような釣り方をしたの?
塩スギやガマを含む多くの入り江の奥の際に沿って白の1/4ozのスピナ−ベイトを泳がせて2フィ−ト(約60cm)のシャロウで魚を捕らえました。
最深部200m以上もある湖なのにこのような浅瀬で魚をそろえたことは人々を驚かせました。また、水質があまりにクリア−だったので水面下スレスレをブンブンいわせて泳がせた(今で言うバジングのことらしい)ので
スピナ−ベイトにヒットするほとんどのバスを見る事ができたといいます。
ボビ−・マ−レ−のその後の活躍は?
1978年のクラシックにも優勝しました。このクラシックは第一回目のクラシックとは正反対の場所で行われました。ロスバ−ネットリザ−バ−で最深部40フィ−ト(約12m)で全般的に水質は有色でした。
釣り方は約10フィ−ト(約3m)の深さにあるリリ−パッド周りに集中したそうです。水温が下降しつつある湖では最深部のパッドフィ−ルド(斑点状の場所)の際により大きいバスがつくのが典型的な秋パタ−ンだと
ボビ−・マ−レ−は言っています。その時に使用したルア−は黒のティンバ−キングウィ−ドレススプ−ンにゴ−ルドのサリ−ブレイドをその前に付け、根がかり防止にチャ−トリュ−スのスカ−トを付けて、さらに
トレイラ−フックを付けて改造したそうです。
ボビ−・マ−レ−が2度のクラシックを勝ち抜いた戦術とは?
まず、3m以深を攻めるなということと、パタ−ンを開発し、そのパタ−ンがあてはまる場所をどんどん探していくことだそうです。よりたくさんのエリアをカバ−するために速く釣っていき、
エリクトリックモ−タ−を稼動させながら釣って何かがバイトするまでとめないそうです。10回そばにベイトを送り込んでも喰わないバスを相手にするよりもより高活性のバスにベイトを
送り込むのが肝心だと彼は言っています。
第2回バスマスタ−ズクラシックのチャンピオンは誰なの?
ドン・バトラ−(当時40歳)です。彼の職業は不動産仲買人でオクラホマ出身です。
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第二回クラシックの会場はどこだったの?
1972年にテネシ−の古い貯水池、J.パ−シ−・プリ−スト湖(リザ−バ−)で開催されました。この湖は14、000エ−カ−の広さでした。
第二回クラシックの優勝者はどのような釣り方をしたの?
奥まで約1マイル(約1.7km)位はある細長い入り江の最奥部に100フィ−ト(約30m)位のスギが10〜12本倒れていました。そこで小さなスピナ−ベイトでほとんどの魚を揃えたそうです。
彼はそこを”マジックスポット”と呼んでいます。彼の使ったスピナ−ベイトは1/4ozのチャ−トリュ−スの彼がデザインしたスモ−ルオキバグでした。ブレイドは改良したインディアナブレイドとコロラドブレイドとの組み合わせでした。
このサイズにしたのはこの湖でバスが捕食している小魚に合わせたのだそうです。改良したインディアナブレイドとは普通のインディアナブレイドよりも素材を若干軽くして細長く、コロラドとインディアナの中間のようなかたちです。
ドン・バトラ−のスピナ−ベイトテクニックのポイントは?
彼の使うルア−の大きな利点はその重さだと言っています。軽いスピナ−ベイトは水中でひいている時にそれ自身を感じ続けるのが難しいのです。だから自分がしっかりと水中のルア−を感じ取れる重さを選ばなければなりません。
バスはスピナ−ベイトにバイトして約1/2秒でそれを吐き出してしまします。だからバイトしたらすぐにフッキングをしなければなりません。多くの釣り人はクランクベイトやプラスチックワ−ムよりもスピナ−ベイトには感度が重要だという事を理解していないと彼は言っています。
ドン・バトラ−のスピナ−ベイトの選び方は?
@水質がマッディ−(濃く)になるほど、大きなベイトを使うべきです。より大きなスピナ−ベイトはより大きなバイブレ−ションを発して、視界の限られた場所ではバスにとってはより容易に食い付くのです。より透明な水質ではベイトのサイズは落とすべきです。
A超クリア−な水質ではスカ−トは色が一様な白か黒を使うべきです。マッディ−な水質ではチャ−トリュ−ス、イエロ−、蛍光色を選ぶといいでしょう。
B水質はルア−のスピ−ドも決めます。より暗い水質ではよりゆっくりと、より透明な水質ではより速くスピナ−ベイトを動かすべきと、彼は言っています。

