2002年と2001年の症状比較 (2002.11.11)

 200年は2001年同様に毎週の症状アンケートを募集し、多くの回答をいただきました。感謝すると共に、遅ればせながら解析の結果をお示しします。2003年以降の対策に役立ててください。


 2002年の鼻水の重症度を2001年のものと比較しました。
 2001年のピークは3月1週ですが、2002年はピークが2月4週と2週間も早まってきます。 また症状の始まる時期、軽減する時期も早くなっていることがわかります。飛散開始日前の1月下旬には、どちらの年でもある程度の症状が始まっているようです。 したがって花粉飛散開始が早くなる年には、早めの対策が必要でしょう。


2002年2月4週の症状を、初期療法を行った群(80名)と行わなかったその他の群(148名)で比較しました。
いずれの症状でも初期療法を行った群で重症度が低く、およそ15%位の開きがありました。重症化で苦労されている方は、早めに医療機関を訪れて薬剤の早めの使用が良いと思います。