平成11年の「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」のアンケート結果報告

1999.6.3

今年のアンケートで82名の方がお答えいただきました。ありがとうございます。

住所
人数

比率

1.都内

16

19.5%
2.都下

8

9.8%
3.関東

44

53.7%
4.日本

14

17.1%
5.国外

0

0%

 関東地方の方が68名(82.9%)お答えいただきました。このページは関東地方の方に読まれていただいたことがうかがわれます。そこで、国内のそれぞれの地方にそれぞれの花粉症情報のページがあることが望まれます。


年齢 人数 比率
10代 2 2.4%
20代 20 24.4%
30代 39 47.6%
40代 18 22.0%
50代以上 3 3.7%

 花粉症の好発年齢の20才代、30才代に読んでいただき、インターネットを活用する世代とほぼ一致し、また日々変化する情報が必要なことから、インターネットと花粉症の相性の良さがわかります。


花粉症患者かどうか 人数 比率
1.検査で患者 48 58.5%
2.たぶん患者 32 39.0%
3.アレルギー 0 0%
4.否 2 2.4%

 検査を受けた方が多いのが印象的です。ただし検査はその後の治療や予防に役立てることが目的なので、適切な情報を活用することが治療に役立ちます。


アクセス回数 人数

比率
1.少ない(10回以内) 33 40.2%
2.やや多い(11回-30回) 20 24.4%
3.多い(31回-49回) 17 20.7%
4.非常に多い(50回以上) 12 14.6%

 この回数は毎日の花粉飛散数の表現を代用したものです。花粉飛散数の多い、少ないの表示に慣れてください。


情報の治療効果 人数

比率
1.著効 21 25.6%
2.有効 29 35.4%
3.やや有効 19 23.2%
4.無効 13 14.6%

有効率 61.0%
やや有効率 84.1%

 有効率が60%もあるのは抗アレルギー薬の有効性に匹敵します。この回答は出来過ぎの感じがいたします。ただし、情報は力なりと思います。

効果あった理由(複数回答) 人数

比率
1.花粉回避 36 43.9%
2.生活節制 4 4.9%
3.適切な薬剤使用 31 37.8%
4.標準的治療 13 15.9%
5.医療相談 12 14.6%
6.リンク情報 17 20.7%
7.情報の信頼性 16 19.5%

 この回答結果を見て、患者さんに受け入れられる花粉症の治療法はやはり、花粉回避と薬物療法だと思われました。次に情報が手軽に入手できることと、本当に必要な情報を整理できることがインターネットで必要と思われました。


コメント 人数 比率
あり

45

54.9%

なし

37

45.1%



 多くの方にコメントをいただきました。情報を発信するばかりでなく、受けることで新しいページ作りに役立ちます。ありがとうございました。

 一部の個人名を除き、全て紹介させていただきました。
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