ポートレートセミナー

2、はじめのレンズとボディ選び

登場人物

達夫・・・撮影歴10年以上のベテラン

(はじめ)・・撮影歴数カ月の初心者

達夫:この前はレンズの話だったね。今回はボディ選びをしよう。

初 :何を基準に選ぶのかな?

達夫:理想は欲しいレンズが有って、そのメーカーのカメラを買うのがいいね。

初 :レンズは何がいいのかな?

達夫:予算にもよるが、余裕が有るなら85mmF1.4だね。ミノルタやニコンは円形絞りを採用しているし、お勧めだな。予算が無いなら85mm1.8で、キャノンやニコンがお勧めだ。100mmF2ならミノルタやキャノンがお勧めだね。

 :ボディはどこのメーカーがいいの?

達夫:ミノルタならα-707siで、キャノンならEOS-5が理想的なんだな。多少問題があるが、EOS-55やEOS-1NHSもいいね。

 :選ぶポイントは何かな。

達夫:まず縦位置レリーズが付いているかなんだな。ポートレートは圧倒的に縦位置が多い。と言う事は、縦位置レリーズが有った方が撮りやすいんだな。

 :お勧めのカメラにニコンが無かったが、何故なのかな?ニコンだって、縦位置レリーズが付いているカメラはたくさんあるはずだが。

達夫:まず縦位置での操作性なんだな。縦位置のまま露出等の操作が出来るかなんだ。707siやEOS-5なら横位置と同じ操作が出来る。EOS-1NHSやEOS-55は、サブ電子ダイヤルで操作が可能なんだな。

 :露出なんてカメラまかせでいいんじゃないのかな。

達夫:露出に関しては徐々に教えていくが、カメラまかせでは思い通りの写真は撮れないんだな。ネガならまだいいが、リバーサルなら露出がシビアーだからね。

 :リバーサルって?

達夫:スライド用のフィルムなんだ。ネガはプリントしなければならないが、リバーサルはフィルムのまま鑑賞出来るんだ。

 :何故つかうの?

達夫:これも徐々に教えて行くが、露出が思い通りになってくれるからね。ネガだとプリントで明るさが変えられてしまうから。初心者なら失敗が無いから、最初はネガから始めるといいね。

露出に話を戻すと、ポートレートは絞り優先的に撮る事が多い。と言う事はマニュアル時に、シャッタースピードで微調整が出来るといいんだな。ニコンはシャッタースピードを1段でしか調整出来ないカメラが多い。それも縦位置のままで調整が出来ない。調整する為に横位置に持ちかえて、シャッターダイヤルを操作して、更に絞りを微調整しなければならない。

 :じゃあニコンはやめた方がいいのかな?

達夫:一概には言えないが、絞り優先AEを使ったり、単体露出計を使って露出を決めている場合は問題にはならないがね。

 :単体露出計って何?内蔵のじゃいけないのかな。

達夫:単体露出計も徐々に教えるが、入射光タイプだと被写体の反射率に影響されないから、正確に測れる。スポット露出計だと内蔵のよりも部分的に測れるから、やはり正確に測れる。

 :結構難しいね。結局カメラは何にすればいいのかな?

達夫:私は結局EOS-1NRSにしたがね。シャッタースピードを縦位置のまま1/3段で調整出来るしね。それに測距センサーも5個付いていて、AFロックをしてからフレーミングし直す事も殆ど要らないし。

初は予算はどのくらい有るんだね?

 :とりあえず20万位かな。

達夫:それなら少し無理してもEOS-1NHSを買った方がいいね。レンズは85mmF1.8を一本だね。ミノルタならα-707siと85mmF1.4Gだね。あとはカメラ店に行って、実際に触って決めればいいね。

初 :それじゃあじっくり考えてから決めようかな。

達夫:カメラの買い方を簡単にアドバイスすると、まずすぐに買わずに色々な店に行って店員の対応を調べないと。安さだけにとらわれると、結局後で損をする事になる。親身になって相談に乗ってくれて、知識もちゃんとしている人じゃないとね。

初 :まずは馴染みの店員を作る事なんだね。

達夫:その通り!カメラを買ったら、実際に撮影してみようか。次回は撮影法についてだね。


    


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