K, b


1. IMMIGRANT SONG
2. HEARTBREAKER
3. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
4. DAZED AND CONFUSED
5. BLACK DOG
6. STAIRWAY TO HEAVEN
7. GOING TO CALIFORNIA
8. THAT'S THE WAY
9. WHAT IS AND WHAT SHOULD NEVER BE
10. FOUR STICKS
11. GALLOWS POLE
12. WHOLE LOTTA LOV
13. COMMUNICATION BREAKDOWN (incl. CELEBRATION DAY)
14. MISTY MOUNTAIN HOP
15. ROCK AND ROLL

IQ-051/052

Place: K. B. HALLEN, COPNHAGEN, DENMARK
Date: MAY 3, 1971
Sound Source: Audience/VG

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かつて何度か出回った音源です。この音源をご存じでない方のために一応軽くおさらいをします。この時期(2nd European Tour)のライブ音源はほとんど出回っていません。それ故貴重な音源なのですが、さらに輪をかけて、ここではZEPPELINのライブ史上唯一の音源も含まれています。それは「FOUR STICKS」と「GALLOWS POLE」です。今でこそPAGE/PLANTのライブにおいて、いやというほど演奏された曲ですが、ZEP時代にライブで演奏された記録はこの日をおいて他にありません。もちろんこのツアーの音源自体がほとんど出回っていないので、もしかしたら他の日にも演奏していたかも知れませんが、いまのところそれはわかりません。演奏するにあたって「まちがったらごめん」みたいなコメントをしており、演奏自体完成されたものではありませんが、そこはBONZOが叩いているというそれだけでいいってものでしょう。「MISTY MOUNTAIN HOP」もここで初めて演奏されたようです。これは後に(72年、73年)に演奏されたスタイルと違い、曲のミステリアスな雰囲気(不協和音っぽい和音、これがこの曲の肝だと思いますが)がより強調されており、個人的にはこちらのアレンジが好きです。「ROCK AND ROLL」は、この時点では「It's Been A Long Time」と紹介されています。この音源は、ちょっとステージから離れた場所からの録音のようですが、そういった音質と客席の感じがなんとも妙な雰囲気を醸し出しています。不思議な臨場感です。ちなみに、このCDの売り文句(このレーベルはいつもそうなのですが)はLOW GENERATIONのテープを使用しているということですが、真偽のほどはともかく、音質的にはこれで十分だと思います。以前買った同日のCD(POLES AND STICKS)のテープスピードが遅かったので今回改めて買い直しましたが、私自身、ZEPの良い演奏が(出来れば良い音で)聞きたいという、基本的にはそのくらいのマニア度なのでこれを超える別音源でも出ないかぎりは、今度はちょっと長いとかちょっとLOW GENERATIONはもうたくさんです。いいかげんにして欲しいもんです。


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