A Cellarful of Noise


1. IMMIGRANT SONG
2. HEARTBREAKER
3. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
4. BLACK DOG
5. DAZED AND CONFUSED
6. STAIRWAY TO HEAVEN
7. CELEBRATION DAY
8. THAT'S THE WAY
9. GOING TO CALIFORNIA
10. TANGERINE
11. FRIENDS
12. SMOKE GETS IN YOUR EYES
13. WHAT IS AND WHAT SHOUD NEVER BE
14. MOBY DICK
15. WHOLE LOTTA LOVE
16. COMMUNICATION BREAKDOWN
17. ORGAN SOLO-THANK YOU
18. ROCK AND ROLL

NG 002-1-3

Place: Festival Hall, Osaka, Japan
Date: September 29, 1971
Sound Source: AUD/VG+ to EX-

Comment about this boot is Japanese only.
日本公演ものが続きます。これは71年日本公演最終日、大阪での有名な音源です。いままで何度も出ている音源ですが、今回は、アナログBOOTからのCD化です。いわゆる「針落とし」というもので、一度レコードになったものからあらためて音を取り出してCDにしたものです。なぜこんなのが出るかといえば、大方のZEPPファンはすでにご存じのようにこの日の音源は状態の良いものがあまり残っておらず、いままで数多くリリースされた中でも、LP時代の頃に使われていたテープの音が一番良いというのが現状だからです。ということで、このCDはアナログLPに収められた音を中心に、そしてアナログLPには入っていなかった部分は最近になって出てきたテープ音源を充填する形でこの日のステージを再現しています。実際、私自身カセットテープで同じ様な編集をやって楽しんでいたので、今回の「かゆいところに手が届く」この企画は悪くないです。せっかくの機会なのでこの音源についてちょっと触れておきます。これは昔はサウンドボード音源と言われていましたが、実際はステージ上のどこか(ボンゾの近く?)に置かれたテープレコーダーによって録音されたものらしい、というのが今は通説です。一番の特徴はボンゾの声がとても生々しく収録されていることで、こんなのは他に例がありません。まさにステージの上でメンバーの生声を聞いている感じなのです(多分、ステージの一番前で録音したにしても、ここまでの生声は録れないでしょう)。加えてこの日の演奏内容が特別だったと言うことが、さらにこのテープの存在価値を高めています。しかし現在は小間切れになったジェネレーションの高い音源しか出回っておらず、それらの中で一番良い音を集めると、今回のようなCDに成らざるを得ないのです。ということで、どこかに眠っている(そうであって欲しい)このマスター・テープが出てくることを心から願ってやみません。


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