Listen To This Eddie


1. THE SONG REMAINS THE SAME
2. SICK AGAIN
3. NOBODY'S FAULT BUT MINE
4. OVER THE HILLS AND FAR AWAY
5. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
6. NO QUARTER
7. TEN YEARS GONE
8. THE BATTLE OF EVERMORE
9. GOING TO CALIFORNIA
10. BLACK COUNTRY WOMAN
11. BRON-YR-AUR STOMP
12. WHITE SUMMER/BLACK MOUNTAIN SIDE
13. KASHMIR
14. OUT ON THE TILES/MOBY DICK
15. HEARTBREAKER
16. GUITAR SOLO/ACHILLES LAST STAND
17. STAIRWAY TO HEAVEN
18. WHOLE LOTTA LOVE/ROCK AND ROLL

JERRY ROLL 06/07/08

Place: FORUM, INGLEWOOD, CALIFORNIA, U.S.A
Date: JUNE 21, 1977
Sound Source: Audience/Excellent

Comment about this boot is Japanese only.
77年、ロスのFORUMで6日間行なわれたLIVEの初日です。いまさらこのライブについては改めて言うまでもないのですが、知らない人のためにちょっと説明します。ツェッペリンがかつてロスで行なったコンサートはほとんどが名演として語り継がれています。なぜロスなのかは我々には知る由もありませんが、事実そうなのです。そしてそれは録音にも言えます。「BLUEBERRY HILL」「BONZO'S BIRTHDAY PARTY」「THREE DAYS AFTER」などとならびこの日の演奏も会場録音としては驚異的な音質で、演奏のパワーもR.PLANTの声の調子も最高です。そういうわけでこの日の同音源はアナログ時代から何度もBOOTとして出ています。かつて出た同音源BOOTの中では、このCDはイコライジングの聞き易さとスピードの正確さの点で多少勝っているかも知れません。しかしすでに耳にタコが出来るくらい聞いたものなのでいまさら驚きませんが。なぜかこの音源に関しては、いろいろなメーカーから出されるCDの名前がほとんど例外無く「Listen To This Eddie」です。おそらく最初にこの名前でBOOTが出たときのショックが強く、いまさら違う名前では出せないのでしょう(いまは亡きTARANTURAは違っていましたが)。ちなみにこのタイトル、私個人の意見としては16曲目のギターソロの中でのJIMMYのある奏法(ディレイを使い、一つの音を弾いた直後に同じ音が返ってくるように設定しておき、その返ってきた音にかぶせるように次の音を弾くことにより得られる一種独特のフレーズ。これは言葉では説明しづらいですが)が、後にこれとほぼ同じ事を自分の奏法としてやっているEDDIE VAN HALENのものと同等だと気づいたBOOT業者が、EDDIEに対してのあてつけでつけたものではないかとつねづね思っていました。が、これはツェッペリンのエンジニアでもあったEDDIE KRAMERにたいして、どうだこんなにいい音で録れたぞ、というあてつけだという意見もあり、これこそ本当にどうでも良いことなのですが気になります(ちょっとだけ)。とにかくこんなどうでもいいようなタイトルを変えることさえはばかられるほど有名で、かつ優秀な音源です。


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