CD-1
Place: Kinetic Circus, Birmingham, England (St.Matthews's Baths, Ipswich, England?)
Date: November 17, 1971 (November 16, 1971?)
Sound Source: Audience/Very Good+
CD-2
Place: PNE Coliseum, Vancouver, Canada
Date: July 18, 1973
Sound Source: Audience/Very Good
CD-3
Place: Deutschlandhalle, Berlin, Germany
Date: March 19, 1973
Sound Source: Soundboard/Almost Excellent
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CD3枚組、1枚づつ別の公演が収録されています。まず1枚目、71年Birminghamは新発掘テープらしく、曲目等から判断してもこの時期です。MCで「Birmingham〜」うんぬんと言っているのは聞こえますが前後の脈絡が不明のため確信は持てませんが。音質はクリアでなかなか良いのですが空間の拡がりがなく多少こじんまりとしています。オーディエンス・ノイズが小さいのと、実際とても礼儀正しい静かなお客さんが多かったのかあまり盛り上がっていない印象を受けます。「Tangerine」ではJimmyのものと思われるコーラスがとてもバランス良く聞こえます。2枚目は73年Vancouverでのライブで、これは現在出回っているテープは「Celebration〜」の頭あたりから始まっているものしかないはずなので、ここに収録されている1曲目の「R & R」はおそらく他の公演からのものではないのでしょうか。音質も「R & R」から「Celebration〜」の頭あたりまではクリアで、急にその部分でブチッと差し替えられています。この「R & R」がどこのものなのかは不明です。3枚目はBerlinのSoundboardで、これはかつて「Let's Have A Party (未聴)」と「Air Raids Over Germany」に収録されていました。今回のものは後者に収録されていたものよりもかなりよく、聞いていて気持ちがいいです。しかしこれらを1セットとしてまとめた企画にはほとんど意味がなく、単独でそれぞれ1枚ずつ出ていれば3枚バラバラで買ってもこれより安く手に入ったのではと思ってしまいます。2枚組、3枚組とふえていくにつれて値段が割高になっていくのはこの業界だけでは?(普通、逆でしょう) (注)71年のBirmingham音源に関して、これは実はその前日のIpswich公演では、という情報をもらいました。DAVE LEWISのCONCERT FILEによれば確かにこの音源はIpswichとして書かれています(MC部分で判明)。ということでこの音源はBirminghamではなく、Ipswichの可能性が大いにあります。ただやはり決定的な根拠が無い限り、そうかもしれない、というところにとどめておきます。実際この音源はIpswichとして流通(?)しているようです。そしてこれがどちらの音源であるにしろ、存在するはずのコンサート後半部分がなぜこのCDに収録されていないのかという疑問、というより不満がのこります。(Thanks YAS) |