Special Parts Impression
本国仕様では設定できる4点式シートベルトは日本仕様に存在しませんので、純正の4点式シートベルトを部品としてオーダーして取り付けることに・・・。しかし、Ferrariファクトリーの図を参考にしてもアンカー取り付け部分のパーツがバルクヘッドに溶接されておりませんでしたので、取り付けを技術力の高いKSPさんにお願いしました。
Extension bar for 4point safety harnesses
一般的な4点式の取り付け方法はバルクヘッドにアンカーの取り付け部品を溶接しますが、純正オプションのロールバーをオーダーしていたので、4点式を取り付けるバーを追加して対処することにしました。
仮溶接後、車輌から純正ロールバーを取り出し本溶接をしてもらいます。そして、同色で塗装をしてもらい製品は完成です。
取付後の感想は、溶接部分を含めてまるで純正品のようで、Stradaleを知らない方が見たら最初から付いていたかのような仕上がりなので大満足です。
寸法取りに作ったダミーバーを参考にして、実際に装着するバーをベンダーで曲げてもらいます。4点式を固定するボスは、旋盤による削り出し品で曲げ加工をしたバーにアルゴンで溶接します。そして、水平器を参考にしながら完成したバーを純正のロールバーに点付けによって仮溶接してもらいます。
ちなみにこのアルミパイプは強度確保のため、肉厚が5ミリ有ります。
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