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ヘリオフィラ属


このサイトで紹介している種

ロンギフォリア      
ロンギフォリア
longifolia
     

アブラナ科Cruciferae
学名Heliophila Burm. f. ex L.
和名 
英名cape stock
分布南アフリカ
種数70〜100種(資料によって異なります)
属名の性別女性
属名の由来ギリシャ語の「helios(太陽)+philos(愛する)」に由来し、陽当たりの良い場所を好むことに因む。
メモ

属名の命名者について
 「最新園芸大辞典」、「世界有用植物事典」、「The New RHS Dictionary of Gardening」では、「L.(カール・フォン・リンネ;Carl von Linné)」となっていましたが、ここでは、「The Plant-Book」と「CRC World Dictionary of PLANT NAMES」に従いました。なお、私が読むことの出来た図鑑で、ヘリオフィラ属の解説が載っていたのは、この5冊だけでした。


形態・生態・栽培など
 一年生〜多年生の、草本か亜低木だそうですが、H. scandens は蔓性だそうです。葉は、全縁、浅裂、羽状、二回羽状などがあるそうです。花序型は、総状花序だそうです。花は、萼片4枚、花弁4枚、雄しべ6本、雌しべから成り、萼片、花弁、雄しべは離生しているそうです。果実は長角果か短角果だそうです。
 主に一年草として扱うそうです。繁殖は実生によるそうですが、多年生の種は株分けも出来るそうです。播種は春に行いますが、適温は16〜18℃だそうです。耐寒性がないと言われていますが、暖地では秋播きも出来るそうです。ただし、温度は最低10℃くらいに保つと良いとも言われています。属名の通り、直射日光が当たるところを好むそうです。水捌けが良い場所が向いていて、夏が高温・多湿となるような場合は、花着きが悪くなるそうです。


種類など
 種数は上記の通りですが、確認できたのは、以下の種です。

H. africana (L.) Marais.
H. amplexicaulis L. f.
H. coronopifolia L.
H. crithmifolia Willd.
H. glauca DC.
H. leptophylla Schltr.
H. linearis (Thunb.) DC.
H. longifolia DC.
H. pilosa Lam.
H. rigidiuscula Sonder(英名:blue cress
H. scandens Harv.
H. subulata Burch. ex DC.(英名:blue cress


本棚以外の参考文献
  • CRC World Dictionary of PLANT NAMES -Common names, scientific names, eponyms, synonyms, and etymology. CRC Press. 2000.

(2004.6.19.)
 
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