平成12年の「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」のアンケート結果報告

2000.6.3

今年のアンケートで264名(昨年82名)もの方がお答えいただきました。ありがとうございます。

住所

人数(2000)

比率(2000)

人数(1999)
比率(1999)
1.都内

96

34.8%

16

19.5%

2.都下

38

14.4%

8

9.8%

3.関東

122

46.2%

44

53.7%

4.日本

12

4.5%

14

17.1%

5.国外

0

0%

0

0%

264

82

 昨年よりまして関東地方の方多くが242名(95.5%)お答えいただきました。ことし平成12年は関東地方の方が花粉症に悩まされたことがうかがわれます。そこで、国内のそれぞれの地方にそれぞれの花粉症情報のページがあることが望まれます。


年齢

人数(2000)

比率(2000)

人数(1999)

比率(1999)
10代 1 0.4%

2

2.4%

20代 63 23.9%

20

24.4%

30代 125 47.3%

39

47.6%

40代 55 20.8%

18

22.0%

50代 16 6.1%

3

3.7%

60代

4

1.5%

 花粉症の好発年齢の20才代、30才代に読んでいただき、インターネットを活用する世代とほぼ一致し、また日々変化する情報が必要なことから、インターネットと花粉症の相性の良さがわかります。


性別

人数(2000)

比率(2000)
人数(1999) 比率(1999)
男性

168

63.6%

57

69.5%

女性

96

36.4%

25

30.5%

女性の方の回答が年々増えてきています。これはインターネットがどんどん普及してきたことによると思います。今後さらに女性の読者が増えていくことと思います。


花粉症患者かどうか

人数(2000)

比率(2000)
人数(1999) 人数(1999)
1.検査で患者 153 58.0%

48

58.5%

2.たぶん患者 108 40.9%

32

39.0%

3.アレルギー 1 0.4%

0

0%

4.否 2 0.8%

2

2.4%

 昨年と同様の結果が得られました。検査を受けた方が多く、その後の治療や予防に役立てることが必要です。


アクセス回数

人数(2000)

比率(2000)

人数(1999)

比率(1999)
1.少ない(10回以内) 27 10.2%

33

40.2%

2.やや多い(11回-30回) 59 22.3%

20

24.4%

3.多い(31回-49回) 68 25.8%

17

20.7%

4.非常に多い(50回以上) 110 41.7%

12

14.6%

 非常に多くのリピーターの方がいらっしゃることが分かります。花粉飛散数と異なり、100回以上、200回以上は今後とも必要は無いと思います。


情報の治療効果 人数

比率
1.著効 43 16.3%
2.有効 88 33.3%
3.やや有効 115 43.6%
4.無効 18 6.8%

2000年
1999年
有効率

49.6%
61.0%
やや有効率

93.2%
84.1%

 有効率が昨年より少し低下していますが、花粉飛散数が昨年の8倍も合ったことを思えば、有効率が思ったより高いと思われます。
効果あった理由(複数回答) 人数

比率
1.花粉回避 143 54.2%
2.規則正しい生活 45 17.0%
3.適切な薬剤の適宜な使用 83 31.4%
4.標準的治療を中心に選択 83 31.4%
5.減感作、手術 3 1.1%
6.リンク情報、新聞情報 126 47.7%
7.医療相談回答 42 15.9%

 花粉飛散情報、花粉予報などが、花粉回避に役に立っていることと思います。減感作療法や手術療法が少ないのが印象的です。


コメント 人数(2000) 比率(2000) 人数(1999) 比率(1999)
あり

214

81.1%

45

54.9%

なし

50

18.9%

37

45.1%



 多くの方にコメントをいただきました。情報を発信するばかりでなく、受けることで新しいページ作りに役立ちます。ありがとうございました。今年も紹介させていただきました。

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