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新着情報 2003年3月

2003年新着情報のバックナンバー(1-2月分) (4-12月分


 (3月31日) 3月28日(金)は品川でスギ479.0個/cm2/日、ヒノキ30.9個/cm2/日、その他37.7個/cm2/日と今年一番の大飛散が一日中続いていました。 3月29日(土)はスギ121.9個/cm2/日、ヒノキ13.9個/cm2/日、その他21.0個/cm2/日で、3月30日(日)はスギ37.0個/cm2/日、ヒノキ4.0個/cm2/日、その他6.2個/cm2/日でした。 桜がかなり咲き誇っていますが、お花見はかなり注意が必要と思われます。

(3月28日) 3月27日(木)は最高気温20.4℃と上がり、東京や大阪でソメイヨシノが開花したようです(3/27毎日)。 品川でのスギ花粉が64.8個/cm2/日、ヒノキが10.5個/cm2/日、その他が36.4個/cm2/日と観測されました。 今朝は聖路加の自動計測で午前2時から午前8時までに大飛散(ダーラムで約200個程度/cm2/6h)が見られ、日中も要注意と思われます。

(3月28日) 「スギ花粉飛散量HPで即時公開 環境省、関東分から」と報道されました(3/28朝日環境省)。 環境省が試験運用するもので、関東地方20カ所に自動計測器を設置し、一時間ごとの飛散数をHP上で見ることができます。 来年度は関西地方、再来年度は中部地方で情報提供が予定されています。

(3月27日) 3月26日(水)は最高気温18.8℃と上がり、品川でのスギ花粉が171.9個/cm2/日、ヒノキが21.6個/cm2/日、その他が14.5個/cm2/日と再び飛散が増えました. 標高の高い所に植えられているスギは未だあまり開花していないとの未確認情報もあり、スギ花粉の飛散はまだ続く可能性があります. またヒノキ花粉飛散もさらに増加しそうです.

(3月27日) 関東地方では、今年は昨年に比較して花粉症患者さんの症状が軽くなり、医療機関の混雑も少ないようです. その理由としてはいくつかの原因が考えられますが、冬から春にかけての気温が低くスギ花粉飛散数が思っているより少なかったことが一番だと思われます. また雨の日が比較的多く、目、鼻、のど、皮膚などの乾燥が起こりにくいこともありそうです. さらに「非常に多い」飛散数が連日は続かず、過敏性がどんどん亢進していくことが起こりにくかったことも原因と考えられます. 今年くらいの飛散数に対して、今年くらいの予防が行われるのが生活の質を低下させないために望ましいと思われます.

(3月26日) 3月25日(火)は雨が続き品川でのスギは0.6個/cm2/日、ヒノキは0個/cm2/日、その他は1.2個/cm2/日と少なく観測されました. 本日の予報は「非常に多い」で、聖路加の自動計測でも朝6時くらいから8時にかけて増加傾向を示しています. 本日は雨上がりの晴で、最高気温も高く17℃と予報されており、花粉飛散が多くなる危険性がありそうです.

(3月25日) 3月24日(月)は東京の最高気温19.1℃と上昇し、品川でのスギは64.2個/cm2/日、ヒノキは7.1個/cm2/日、その他は21.3個/cm2/日と観測されました. ヒノキは今年最高の観測値で、さまざまな植物が開花しスギ・ヒノキ以外の花粉飛散量が増えています. 顕微鏡による観測値、自動計測による観測値に誤差が出やすくなっていくようです.

(3月25日) 毎週の症状アンケートのご回答を、先週分では今日までに161名にご回答いただきました. アンケートおよび添付コメントよると、思いの他先週後半の症状が強く出ていることがわかります. ただし無症状の方も増えており、全体での傾向はあまり変化がないようです. 

(3月24日) 品川での観測では3月22日(土)でスギ75.3個/cm2/日、ヒノキ0.9個/cm2/日、その他6.2個/cm2/日で、3月23日(日)は最高気温14.7℃と暖かい日でしたが、風が少ないせいかスギ5.9個/cm2/日、ヒノキ0.3個/cm2/日、その他2.2個/cm2/日にとどまりました. 「暑さ寒さも彼岸まで」と春分の日を過ぎ、暖かい日が続きそうですがスギ・ヒノキ花粉の飛散予測は難しい時期になりました.

(3月22日) 3月20日(木)は品川で314.5個/cm2/日の、2月26日に続く今シーズン2番目の観測値でした. ヒノキも4.3個/cm2/日、その他6.5個/cm2/日と今年最高の値で、今後ヒノキ花粉が本格的に飛散する可能性があります. 3月21日はスギ19.8個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他2.5個/cm2日でした.

(3月20日) 3月11日よりPPnetに「花粉測定飛散についてのコメント」が掲載されています. これはこれまで10数年続けて品川で深夜0時にスギ・ヒノキ花粉観測を続けてきた経験を生かした、慈恵医大の遠藤のコメントです.

(3月20日) 3月19日(水)は最高気温11.9℃と暖かめで、品川でのスギ花粉が51.2個/cm2/日、ヒノキが2.2個/cm2/日、その他が2.5個/cm2/日と再び飛散が増えました. 本日の最高気温も13℃が予測され、花粉飛散数も都内で「非常に多い」と予測されています. 聖路加の自動計測では深夜よりある程度の飛散が認められ、朝9時のPPnetでも高尾で飛散数が増えています. 本日はかなり花粉回避に要注意の一日となりそうです.

(3月19日) 3月19日(火)は最高気温10.3℃と少し暖かくなり、品川ではスギは22.2個/cm2/日、ヒノキは0.6個/cm2/日、その他は2.2個/cm2/日と観測されました. 今後の天気予報と気温の変化に注意して、週末の計画を立てることが必要と思われます. 今年の桜の開花が最も早いのは高地で3/18日に確認されました(3/18毎日). これは平年より5日早く、昨年より1日早い開花でした. 昨年の桜開花の一番乗りは3/16の横浜でした. 今年の東京の桜開花は3/29と予測されており(3/12共同)、西日本と東日本では気象条件が異なるようです.

(3月18日) 3月17日(月)は東京の最高気温7.6℃と寒い一日で、品川でのスギは2.2個/cm2/日、ヒノキは0個/cm2/日、その他は0.9個/cm2/日と観測されました. 本日の23区の予報は「非常に多いとなっています. 

(3月17日) 週末は雨が降ったり、気温が上がらず飛散数は「少ない」の終わりました. 品川での観測では3月15日(土)でスギ7.7個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他2.2個/cm2/日で、3月16日(日)はスギ7.1個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他0個/cm2/日でした. 週別の症状解析に、地域別の症状(首都圏とその他)を加えました. 本日の予報は「やや多い」ですが、東京都の週間予報では「東京都内ではスギ花粉の飛散のピークを迎えました。これから、しばらくの間、晴れて風の強い日には大量の花粉が心配されます」との警報が出ています.

(3月15日) 3月14日(金)は晴れて最高気温11.7℃出したが、品川でのスギ花粉は16.7個/cm2/日、ヒノキは0.3個/cm2/日、その他は0.9個/cm2/日と「やや多い」日でした. 本日も昼までは雨が降っていることも有り、花粉飛散数は少量です.

(3月14日) 3月13日(木)は晴れて風の少ない穏やかな天候でしたが、最高気温は10.1℃でした. 品川ではスギが10.8個/cm2/日、ヒノキが0個/cm2/日、その他が0.6個と「やや多い」飛散数でした. PPnetでみたところ4カ所の飛散数が昨日中は低い値を示していました. 本日の予報も「非常に多い」となっています.

(3月13日) 3月12日(水)は品川の観測で「多い」にとどまる、スギ36.1個/cm2/日、ヒノキ0.3個/cm2/日、その他0.9個/cm2/日でした. 昨年に比較しては気温が上がらず桜の開花も遅れそうですすが(3/12毎日)、5300個以上スギ・ヒノキ花粉が飛散した以前(2000年)の気温と比較すれば今年と大きな違いはなさそうです.

(3月13日) 毎週の症状アンケートにご回答有り難うございました. 先週までの7週間の累積の回答数は1867名にも登り、今回解析を行いました. 週別の解析では徐々に重症度が上がり花粉飛散数を反映した結果と思われます. 年令別の解析では、20才代から50才代に多くの回答が寄せられ、年令が高くなるに従い軽症化する傾向が認められました. 性別の解析では女性1094名、男性773名と約6割が女性回答で、症状に男女差は認められませんでした. 今後もまだまだ花粉症の症状が続くと思われ、回答をお願いいたします.

(3月12日) 最高気温が9.2℃までしか上がらなかった3月11日(火)は、品川でスギ花粉が70.1個/cm2/日、ヒノキが0.6個/cm2/日、その他が0.6個/cm2/日と、「非常に多い」ながらも大飛散にはなっていません. 今年の累積感想数を上に示しましたが、昨日までの今年の品川の累積スギ花粉観測数は1768.4個/cm2/シーズンです.

(3月11日) 3月10日(月)は東京の最高気温が11.0℃とあまり高くありませんでしたが、品川ではスギ花粉が70.7個/cm2/日、ヒノキが1.2個/cm2/日、その他が1.9個/cm2/日と多くのスギ花粉飛散が見られています。

(3月11日) 3月10日に気象庁は寒暖季予報を出し、今年の夏の暑さは平年並みと予測しました(3/10共同). 気象庁は「今年も夏らしく、しっかり暑い夏になる」と予測しており、冷夏にはならないことから、来年春のスギ花粉飛散が特に少なくなる条件は今のところなさそうです. 思い起こせば「冷夏」は米不足になった1993年以来あまり記憶になく、スギ花粉の飛散はある程度毎年続くと考えても良いのかもしれません.

(3月10日) 品川の観測で3月8日(土)はスギ209.5個/cm2/日、ヒノキ1.9個/cm2/日、その他2.8個/cm2/日でした。3月9日(日)は気温は低いものの、スギ138.0個/cm2/日、ヒノキ1.9個/cm2/日、その他4.3個/cm2/日でした。 二日続けて100個を越える日が続き、ヒノキも3月8日から二日続けて1個/cm2/日を越える日でした。 9日までの3月のスギ花粉累積観測数は789.5個/cm2/9日と、2月の累計836.0個/cm2/月とほぼ並びました。 

(3月8日) 3月7日(金)は品川ではスギ4.9個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他0.3個/cm2/日と少ない一日でした。 本日の東京は気温も高く風が強いと言った、花粉大量飛散になりやすい気象条件です。 聖路加の自動計測も午前1時頃より午前10位まで比較的多いカウントを示しています。 今朝は聖路加の方が丹沢、高尾、相模原より多めなので、いつもの風向きと異なるのかも知れません。

(3月7日) 3月6日(木)は最高気温6.8℃と低く夜には雨が降り、品川ではスギ19.8個/cm2/日、ヒノキ0.3個/cm2/日、その他0.6個/cm2/日の観測でした。  本日も朝から雨が降り花粉の飛散予報は「少ない」となっています。 雨が上がった日曜日には飛散数が増えそうな様子です。

(3月6日) 3月5日(水)は東京の最高気温が9.1℃と低く、品川での観測でスギが8.0個/cm2/日、ヒノキが0個/cm2/日、その他が0.9個/cm2/日と久しぶりに「少ない」飛散状況でした。 気象庁によると今年の桜の飛散開始は昨年より少し遅くなるとのことで(3/5毎日)、スギ花粉飛散のピークも昨年より遅れ3月第2週位でしょうか。 今日も気温が上がらないようですが、23区のスギ花粉飛散予報は「多い」ようです。

(3月6日) 毎週の症状アンケート回答有り難うございます。 1月4週(178通)より始まり、1月5週(163通)、2月1週153痛)、2月2週(267通)、2月3週(362通)、2月4週(482通)と今年は既に1452通ものご回答をいただきました。 回答者のご意見をみると、昨年と比較して関東では症状が軽くすんでいるようです。 2001年と2002年の結果をまとめてみましたが、花粉飛散数と重症度がきれいに一致していることが確認できます。

(3月6日) 文部科学省の「スギ花粉症克服に向けた総合研究」の公開シンポジウムが開かれ、スギ花粉症の予防、スギ花粉曝露回避、スギ花粉症の治療に関する11題の講演が開かれました。

(3月5日) 風は強く吹きましたが最高気温が8.3℃までしか上がらなかった3月4日(火)は、品川でスギ花粉が105.9個/cm2/日、ヒノキが1.5個/cm2/日、その他が5.2個/cm2/日と、大量飛散の一日でした。 今日は深夜から朝7時までは、ほとんど飛散は見られないようです。

(3月4日) 午後は雨の降った3月3日(月)は東京の最高気温が17.2℃にも上がり、品川ではスギ花粉が78.1個/cm2/日、ヒノキが0.6個/cm2/日、その他が3.1個/cm2/日と多くのスギ花粉飛散が見られています。

(3月4日) 気象庁は今年の関東地方での「春一番」が3月3日に確認されたと発表しました(3/3毎日)。 これは昨年より12日早いということで、今後花粉飛散数の増加が見込まれ注意が必要となります。 気象庁はさらに「昨年12月から2月までが『暖冬』だったのは、南西諸島だけだったとする今週気候統計を3日まとめた」とのことです(3/4毎日)

(3月4日) PPnetが東京と神奈川の自動計測器での観測を示しているのと同様に、山形県花粉情報システムが2月10日より数台の自動計測器を使い花粉飛散の実況や短期予報を試みています。 今後の情報提供活動の有用性に関して期待されます。

(3月3日) 品川の観測で3月1日(土)はスギ20.1個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他0個/cm2/日でした。3月2日(日)は朝から強い風が吹き荒れ、東京の最高気温が14.1℃と高くなり、予報通り「非常に多い」スギ205.2個/cm2/日、ヒノキ2.2個/cm2/日、その他5.9個/cm2/日でした。 雨や寒さのおかげで大量飛散が連続しないので、昨年に比べ症状の重症化が起こりにくくなっているようです。 

(3月1日) 2月最後の28日は東京で最高気温10.7℃とあまり気温が上がりませんでした。 品川ではスギ花粉が17.0個/cm2/日、ヒノキ0個/cm2/日、その他0.3個/cm2/日でした。 品川での2月の累積花粉観測数は、スギ836.0個/cm2/月、ヒノキ2.4個/cm2/月、その他13.7個/cm2/月と、圧倒的にスギ花粉が大多数を占めています。 聖路加の自動計測器では今日も日の出前から午前10時位まで、ある程度の花粉飛散が観測されています。 Yahoo!花粉症対策2003が始まり、Infoseekの検索ランキングで「花粉症」が時事部門で5位に入りました。

2003年新着情報のバックナンバー(1-2月分

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