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新着情報 2003年1月と2月

(2月28日) 27日(木)は最高気温12.4℃でしたが夕方には7.1℃まで冷え込みました。 これらの影響をあり、品川でのスギ花粉は219.4個/cm2/日と多く、ヒノキ1.2個/cm2/日、その他2.8個/cm2/日でした。 聖路加の自動計測器で見ると、昨日の午後7時頃から今朝8時くらいは飛散数がごく僅かになっています。

(2月27日) 26日(水)は東京で最高気温が14℃に上昇し、品川でのスギ花粉が336.4個/cm2/日と大飛散しました。 ヒノキも1.2個/cm2/日と今年始めて観測され、その他の花粉は3.7個/cm2/日でした。 聖路加の自動計測では16:30のピーク後、午前0時にも再ピークを示し、その後今朝8時まである程度の飛散が続いています。 本日は北風が強いようです。

(2月26日午後4時)  聖路加病院の自動計測器でのスギ花粉観測で午後3:30ころより飛散数が大きく増加しています。 丹沢でも今年一番の飛散状況がPPnetで見られます(高尾は器械の故障)。 今日の夕方から夜にかけては花粉回避に心がけてください。

(2月26日)  25日(火)気温があまり上がらず、品川ではスギ花粉が26.2個/cm2/日と、日本気象協会の予報通りの「やや多い」観測数でした。 本日の予報は「多い」となっています。 花粉症の紹介ページ「お役立ちサイト22選」が出来、また女性向けのShes.netで花粉症が特集されています。

(2月25日)  朝から雨の24日(月)は品川でスギ花粉が3.4個/cm2/日と、予報通り「少ない」一日でした。 本日の予想は「やや多い」ですが、雨上がりの晴天で注意が必要と思われます。

(2月24日)  22日(土)は「多い」の予測通り品川でスギ花粉が34.0個/cm2/日観測され、23日(日)は「やや多い」の予想に反し65.7個/cm2/日の「非常に多い」観測でした。 2月のスギ花粉飛散数は昨日までに233.6個/cm2/23日となり、昨年に続く史上2番目となりそうです。 本日は「少ない」予想ですが、雨上がりに大量飛散が懸念されます。

(2月22日)  21日(金)は品川でスギ花粉が17.0個/cm2/日と増加してきています。 飛散開始から10日が過ぎ、症状が強まってきている患者さんもいらっしゃいます。 次回の毎週の症状アンケート調査結果が注目されます。 NIKKEI NETのウイークエンド版で花粉症が特集されました。

(2月21日)  品川で20日(木)にスギ花粉は11.1個/cm2/日、とあまり多くありませんでした。 週末も雨の予想があり、週明けの雨上がりで飛散数が増加しそうです。 昨日気象庁の3ヶ月予報が出され、関東の3月の気温は高め、降水量は平年並みのようです。
 これまでの今年の2月のスギ花粉の累計は116.9個/cm2/20日ですが、過去の2月の飛散数は1995年126.8個、1996年89.3個、1997年204.3個、1998年196.5個、1999年93.5個、2000年152.5個、2001年265.2個、2002年1391.4個でした。一桁多かった2002年を除いた、1995年から2001年の7年の平均は161.2個/cm2/月でした。

(2月20日)  品川でのスギ花粉観測は18日(火)7.0個/cm2/日、19日(水)11.5個/cm2/日と「少ない」から「やや多い」飛散数が続いています(福岡大分国東)。 ヒノキは今年は未だ観測されておらず、その他の花粉数はそれぞれ0.6個/cm2/日、0.9個/cm2日でした。 西日本では爆発的に飛散が見られる地域もあり、関東でももう少しで「非常に多い」飛散が来ることが懸念されます。

(2月19日)  先週の症状アンケートで、昨日までに194通もの回答をいただき有り難うございました。 多くの方が飛散開始になった先週から、症状が始まったことをお示しになっていますが、まだ重症にはなっていないようです。 また初期療法を受けていることで無症状に済んでいる方も少なくありません。 今後2週間後には飛散のピークが訪れること1週間もしないうちに「非常に多い」飛散数がみられることが例年の観測から起こりそうです。 まだまだ治療開始には遅くないので、重症になりそうな方は早めの対策が良いでしょう。 アンケートの解析はプログラムの不調により遅れていますが、早めにご報告したいと思います。

(2月18日)  品川でのスギ花粉観測は8.0個/cm2/日と、飛散開始から1週間連続ある程度の飛散が続いています。 これまでの2月の累積飛散数はスギ87.3個/cm2/17日、ヒノキ0個/cm2/17日、その他4.2個/cm2/17日です。 気温上昇と共に飛散数が急激に伸びることが推測され、早めに対策を取っておくのが望まれます。

(2月18日)  インターネットの花粉情報が各地から得られるようになってきています。 最近新しくなったものも多く見られます(秋田埼玉山梨など)。 メールマガジンで情報を送ってもらえるもの(キッセイ三重国東)、携帯電話でも情報が得られるものもできてきています。

(2月17日)  品川でのスギ花粉観測では2月12日(水)は2.2個/cm2/日、13日(木)は40.7個/cm2/日と大量飛散でした。 品川でのスギ花粉飛散開始日は2月12日となります。 14日(金)は7.1個/cm2/日、15日(土)は18.8個/cm2/日、16日(日)は5.9個/cm2/日と飛散が続いており、今後天候の状況でさらに増えていくことが推測されます。

(2月12日)  品川での過去のスギ花粉飛散開始日は、2/7(2002年)、2/20(2001年)、2/11(2000年)、2/11(1999年)、2/16(1998年)、2/14(1997年)、2/11(1996年)、2/12(1995年)、2/15(1994年)です。 今年の2/12は過去の平均程度ですが、本格飛散(20個位/cm2/日)の開始は昨年同様に早まっています。

(2月12日)  品川では2月10日(月)のスギ花粉観測数は0.6個/cm2/日、2月11日は0個/cm2/日と飛散開始日はまだ迎えていません。 西日本からはスギ花粉飛散開始があったとの連絡が届いています(山口2/9福岡2/8国東2/7)。

(2月10日)  昨年自動計測結果をリアルタイムに情報提供したPPnetが、今年も2月6日から開始されました。 昨年は一日最高35000件、シーズン通して110万件のアクセスがあり、活用されたものと思います。 その中のオススメ花粉リンク集もお勧めできます。

(2月10日)  品川での観測ではスギ花粉が2月8日(土)は0.9個/cm2/日、2月9日(日)は0.3個/cm2/日確認されました。 一応品川での飛散開始はまだという状況です。 毎週のアンケート調査ではほとんどの方は未だ軽症にとどまり、初期療法を受け始めている方がおよそ半数です。

(2月8日)  2月7日(木)は昨年のスギ花粉飛散開始日でしたが、今年はまだ飛散開始日は未だきていません。 昨日は暖かな日(10.6℃)となり、品川ではスギ花粉が2.2個/cm2/日観測されました。 今日8日に1個/cm2/日以上飛散すれば、7日が飛散開始日となります。

(2月7日)  品川では2月6日(木)もスギ花粉飛散は観測されませんでした。 昨日までの花粉温度計は344℃となり、飛散開始は週明けからと思われます。

(2月6日)  2月5日(水)の品川での観測でスギ0.3個/cm2/日でした。 元日からの累積ではスギ2.7個/cm2/シーズン、ヒノキ0個/cm2/シーズン、その他4.8個/cm2/シーズンです。 週末から週明けのこの寒さが開けてから飛散が始まりそうです。

(2月6日)  東京都では毎日の飛散状況を、前年と比較したグラフ表示(pdf 70kb)を始めました。 また都の11カ所に総飛散数の予測も表示されています。 「花粉一口メモ」も平成15年度版が紹介されています。 これらのデータを元に、都内の飛散数予測のグラフを作成してみました。

(2月6日)  都内では12月から空気の湿度が低下し、30%を切る乾燥した日が続いています。 このために鼻、目、のど、皮膚などが乾燥してしまい、生理的な機能を行うことが難しくなっています。 そこで花粉症に対しても乾燥対策が望まれます。 ドライアイに関しても花粉症への影響はあると思わわれ、それにはHELP! ドライアイネットワークが役立ちそうです。

(2月5日)  品川での観測でスギ花粉は2月1日、2日、3日は0個/cm2/日で、4日は0.3個/cm2/日でした。 そろそろこの寒さが抜ける頃から飛散が開始しそうです。 関東の一部の暖かい地域では、スギ花粉飛散開始したとの情報もあります。

(2月4日)  花粉飛散開始を前にして多くの花粉症の情報が流れています。 今月の雑誌の特集でも花粉症が含まれています(健康ナビGrazia女性自身AERA)。
 医療従事者向け雑誌の花粉症特集号も発売されています(「内科」2月号」、「アレルギーの臨床」3月号、「医療ジャーナル」12月号「レシピ」冬号)。

(2月3日)  まだまだ寒い日が続き、多くの地点でスギ花粉飛散開始も始まっていません。 昨日の花粉症講演会で日本気象協会の村山貢司先生は、都内でのスギ花粉飛散開始は2月11日ころと予測されました。 予防薬の服用などの花粉症初期療法を開始するのに、今からでも遅くないと思います。 毎週のアンケートの回答も先週180通、今週41通もいただき有り難うございます。

(2月1日)  1月30日、31日と品川ではスギなど花粉飛散は観測されませんでした。 元日から1月31日までで、累積観測数はスギ2.1個/cm2/月、ヒノキ0個/cm2/月、その他の花粉3.0個/cm2/月でした。 従って今シーズンの飛散予測数の1/1000も観測されていないことになりますが、光学顕微鏡で観測されない花粉のかけらが飛散している可能性は否定できません。  本日より新聞朝刊で花粉予報が提供され始めました。 昨日までの都内での花粉温度計は287℃で、昨年同期の353℃より低くなっていますが、そろそろ予防が必要となってくると思われます。

(2月1日)   花粉症患者さん方が作っている「あつまれ!花粉症の仲間たち」という、HPの管理人さんが作成したデジタル版花粉症日記(200kb)が送られてきました。 普段私達が使っているものに比べてグラフがすぐ作成出来るので、わかりやすそうです。


(1月30日)  1月28日(火)も29日(水)も品川でスギ花粉が観測されませんでした。 東京での累積最高気温も29日までで269℃と昨年より60℃位遅れ気味です。

(1月28日)  1月27日(月)は品川でスギ花粉が0個/cm2/日観測されました。 品川での元日からのスギ花粉累積観測数は2.1個/cm2/27日となります。 またヒノキは0個/cm2/27日、その他の花粉は2.1個/cm2/27日です。 今年の累積最高気温は27日までで252℃で、昨年に比較して50℃も低くなっています。

(1月27日)  品川でのスギ花粉観測で1月24日(金)は0個/cm2/日、1月25日(土)は0.3個/cm2/日、1月26日(日)は0.3個/cm2/日でした。 昨日開かれた第42回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会での講演では、今年の飛散予測に大きな変化は見られませんでした。 ただし開始日に関しては、昨年より寒いので今年は昨年より遅くなると言う意見と、冬の始まりが早かったので現在の寒さが収まったら早めに始まるとの意見に分かれました。

(1月24日)  品川での観測で1月23日(木)はスギ花粉が0.3個/cm2/日でした。 「20代前半のアレルギー予備軍 9割 世界でも突出」と報道されました(2/24毎日)。  これは国立成育センターと慈恵医大から報告されたもので、慈恵医大学生を対象としたものです。 「辛い季節いよいよ 花粉症対策は先手必勝で 副作用が少ない予防薬も」も特集されました(1/22産経)。

(1月23日)  品川での観測で1月20日(月)から21日(火)までスギ花粉とヒノキ花粉は0個/cm2/2日で、その他の花粉0.3個/cm2/2日でした。 1月22日(水)はスギ花粉0.3個/cm2/日でした。 花粉温度計では1月21日までに207℃となり、昨年と比較して40℃以下となります。 アンケート調査では少し気の早い方から、早速29通回答をいただきまして有り難うございました。 1月28日締切添付コメントをご紹介させていただきます。

(1月22日)  読者の方から「もう多くの人に症状がでているのに、アンケート調査を未だ始めないのですか」というご質問をいただきました。  ご意見をありがたく感謝すると共に、早速今週《1月20日(月)-26日(日)の症状》から毎週の症状アンケート調査を始めることにいたします。 今年から手作業でご回答を解析するのでなく、自動的に集計解析するシステムを取り入れたので、時間的なゆとりが得られそうです。 回答は1/26-1/28にお送りください。 よろしくご参加お願いいたします。
 花粉症日記を今年から、また2年前から記録されている方もいらっしゃいます。

(1月22日)  日経ネットで(2003年のスギ花粉飛散週間予報)、鼻アレルギーセンターで花粉飛散予報が、キッセイの花粉飛散情報、大日本製薬の花粉症の情報、など製薬会社さんからの情報が多く提供されています。

(1月21日)  気象庁が20日発表した2−4月の3ヶ月予報で「全国的に春の訪れ早い=冬の気温は低め修正-気象庁」と報道されました(1/20時事通信)。 花粉温度計では1月19日までで190℃と、10℃/日のペースで増加していますので、400℃近くになる2月初旬にスギ花粉飛散開始が予測されるようです。

(1月21日)  1月16日東京都は「平成15年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散予測について、4年連続で多い 」と報道発表しました。 「花粉飛散開始日は2月5日から11日と予測される」とのことですが、詳しい予測は1月下旬に行われるようです。 都の11カ所の花粉観測は1月15日より開始され、一部の地域で少量のスギ花粉が観測されています。 全国各地でも、花粉飛散予報などの情報提供が始まっているようです。

(1月20日) 品川での花粉観測で13日、14日、17日、18日、19日は何も観測されませんでした。 ただし15日から16日にかけて0.3個/cm2/2日のごく少量のスギ花粉が観測されています。 花粉観測数は少なくても、眼のかゆみなど軽い花粉症症状を訴えている患者さんはいらっしゃるようです。

(1月14日) 2003年の品川でのスギ・ヒノキ花粉観測を開始いたしました。 それによると元日から1月5日(日)の合計で、スギ花粉0.9個/cm2/5日で初観測が認められました。 その後は1月6日(月)から1月12日(日)は0個/cm2/週と飛散は確認されていません。 花粉温度計で見てみたところ、全国でスギ花粉の初観測は確認されていないようで、今年の飛散は遅れ気味のようです。

(1月14日) 暖冬の予定が少し変わり、1月から2月にかけては気温は平年並みと、日本気象協会は11日に一ヶ月予報を提供しています。 ただし10日に梅開花を示す福岡など暖冬の地域もあり(1/10西日本)一般的な傾向を示すのは難しそうです。 スギ花粉の飛散開始日を予測するのは難しいことと思われます。 1月16日に開かれる、平成14年度第2回東京都花粉症対策委員会でのプレスリリースが注目されます。

(1月14日) スギ花粉症発見者である斎藤洋三氏の「新編 花粉症の最新治療」が発行され、最新情報が多く追加され正しい情報入手に役立つと思います。 新聞雑誌でも花粉症の特集記事が多く目に触れ、「花粉症対策 サプリメントの実力は」(日経1/11)、「花粉症防御’03版完全マニュアル(8ページ)」(DIME2/3号)、「花粉症本格シーズン直前対策」(日経ヘルス2月号)が出ています。

(2003年1月6日) 今年もよろしく花粉症のページをご愛顧ください。 2月2日(日)東京で、NPO花粉情報協会とNPOアトピッ子ネットワークの共催で一般向けの花粉症の講演会が開かれます。 その他に東京で1月22日(水)に、2月15日(水)大阪でも一般向けの講演会が開かれます。
 関東の耳鼻咽喉科医向けの「第42回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会」が1月26日(日)午後2時-4時に日本教育会館で開かれます。 臨床医向けの花粉症のシンポジウムが1月18日(土)ネット上で開かれます。

(1月6日) 花粉症のHPがいくつか更新され、2003年の花粉飛散予測が全国各地でグラフ紹介されています。 飛散開始日を予知させる花粉温度計が始まりましたが、今年はまだまだ低い値を示しています。 花粉症の初期療法の必要性を示したものが参考になります。


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