9日目(8月21日)

寝坊した!と妻が叫んだときは、起きる予定の時間を1時間ほど回っていた。が、急いで支度をすればまだ大丈夫な時間ではあった。寝不足の頭でそそくさとホテルを後にして空港へ。途中、ロスでの乗り換えの時間を含めると15時間ほどのフライト。飛行中は、アメリカ滞在中の思い出を反芻しながらひたすら耐える。22日夕方、成田空港着。


エピローグ

9日間の記録をあらためて読み返してみると書きもらしたことも結構あるが、この旅行の目的を考えればこのくらいで程良いかもしれない。とにかく予定していた事が、さしたるトラブルもなくほとんど実現した旅行だった。その分、予定調和的なところはあるが、これ以上を望むのは贅沢すぎるとも思う。
この旅行記の中に登場したロスの友人は、9月のPAGE/PLANTのライブのチケットをすでに取ったということだ(今回はINGLEWOOD FORUMではやらないらしい)。私は彼らが再び日本に来るのを待つだけだが、やはりロスで見たならそれなりの何かがあったろうと思う。その点は残念だ。ニューオリンズに関しては、マルディグラもそうだが、4〜5月頃に行なわれるJAZZ & HERITAGE FESTIVALはいつか必ず行かなければならないと思っている。このフェスティバルがニューオリンズで行われるということは、それはニューオリンズでやるという必然があるからなのであり、たまたまニューオリンズだということでは決してないのだと思う。なぜそうなのかは、テレビでしか観ていない私からは言えることではないが、まあ、一度観ればいいのだ。それが数ある野外フェスティバルとどう違うのかは、肌で感じればいいのだとも思う。そう思うに至る最高の下見も出来た。
今回、最終日にかろうじて接することが出来た(観光客用ではない)いわゆるニューオリンズのミュージック・シーンは、やはり印象的だった。シーンはどこにでもあり、なぜそれがニューオリンズなのか?ということはあるが、それは徐々にわかることであろうし、次回はもう少しニュートラルな気持ちで回ろうと思う。 私自身こだわっている音楽は多々あるが、今回の旅でニューオリンズがその中に加わったのは事実で、まずはそれでいいと思っている。 最後にあたって、特にまとめることも出来ないので今回の旅行の話はこの辺で終り。しかし、いろんな意味でこの旅はまだまだ続くはず、と今は思っている。

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Dedicated to our best friend "POOTON". Thank you for your pureness and we'll never forget you.
-Masanori, Fumiko and Chihana-

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